ワーホリ後の人生はどうなった?カナダのワーホリ体験談から心構えを解説

ワーホリ
この記事の概要
・ワーホリの体験談(カナダ・1年間)
・ワーホリで実際に後悔したことから考える注意点
・後悔しないワーホリライフを送るための心構え

「会社生活もだんだんつまらなくなってきたし、ずっと憧れだった海外で暮らしてみたい。」

そんな漠然とした思いで、私はワーホリにチャレンジすることにしました。

当時は周りにワーホリをしたという人はいなくて、ネットで情報を漁るのみ。

ネットで見ていたようなキラキラしたようなた生活というのは全然できなくて、ギャップが多かったというのは事実です。

実際にカナダでワーホリを1年間やってみて感じたことを、赤裸々にまとめてみました。

私がワーホリを決めた決定的な理由

私がワーホリに出発したのは26歳の時。

ワーホリを決めた決定的な理由は、

・仕事のキャリアよりも、自分の夢をかなえたかった

ということ。

仕事で追いつめられ、とても苦しかったです。それなら、転職すれば良かったのかも知れませんが、まだ20代半ばで夢を追いかけていたい時期。もともと持っていた、海外生活をしたいという夢を思い出し、気になっていたワーホリについて調べるように。私はもともと英語が好きで、海外生活にはずっと憧れていました。TOEICは880。日常会話くらいなら可能です。

新卒からずっと働いて、ちょっとした軍資金はたまったので、向こうでお金を稼げばいいかなと思っていました。(今思えば安直です…)

ワーホリを決めたときは仕事では上司から求められることが多く、なんとなく自分の思う会社員生活とズレてきた時期でした。正直、仕事から逃げたい気持ちが強かったです。

ワーホリ体験談

私は、この感染拡大がある前にカナダでワーホリを経験しました。

1年間の流れとしては、

①語学学校で勉強(4か月)
②ビジネス英語を学べる学校へ転入(1ヵ月)
③現地でインターンシップを経験(1ヵ月)
④その後はSUBWAY(サンドイッチ屋)でアルバイト(6ヵ月)
⑤メキシコ、NYへ旅行などを経て帰国

インターンシップを経験できたことは、結構レアだと思います。エージェントに勧められてチャレンジしてみました。

インターン先は現地のスポーツ系の会社で、経理のところへ配属に。主に小切手を送る仕事でしたが、海外の職場の雰囲気を知るのにはとても良かったですね。カナダの会社って、それぞれ机が部屋みたいになっていて仕切られているんです。最高に集中できますよね。そしてスーツなどなくとてもフランク、仕事中にスポーツ大会が始まることもあって、びっくりしました。

語学学校やアルバイト、旅行などは、他のワーホリに来ていた日本人たちと同じですね。でも、いわゆる日本食レストランで働く子がほとんどでした。私は、100%英語の環境が良かったので、あえて家から遠くにあるSUBWAYで働いていました。

ワーホリをやってみて良かったと思うこと
・生の英語に触れることができる
・サバイバル精神が身に付く
・旅行しやすい、他国が近い
ワーホリをやってみて良かったことは、だいたい想像がつくとは思います。旅行に行きやすいというのは本当にうれしかったですね!メキシコに旅行した時は、カナダから4時間で着きました。
ワーホリをしてみて良くなかったこと
・ちゃんと計画を立てないと金銭的に苦しくなる
・家が突然なくなったりする
・英語がそれほど身に付かなかった

やはり、ワーホリ前までずっと働いていたので、お金がどんどんなくなることは不安になりました。

そして一番大変だったのは、オーナーの都合で家に突然住めなくなったとき。日本だと、こういう追い出されるようなことはまずないと思います。

英語があまり身に付かなかったのは、私の勉強不足です。(反省)英語の環境にいれば話せるなんてことはないということは事実です。

【後悔】ワーホリをしてみて感じたこと

ワーホリをしてみて、後悔していることはあります。今からワーホリを考えている人にとっては、このようなことで後悔してほしくないですので、本当は恥ずかしいですがまとめました。

①1年過ごすだけでは英語は話せるようにならない

これはだいたい想像つくと思います。日本人って結構シャイだし、英語が苦手。だから、めちゃくちゃおしゃべりなヨーロッパや南米の子といると、会話に入れなかったし、私のように話せなくなるような日本人は多かったですね。

1年間特に努力せず海外にいるだけでは、英語が話せるようにはなりません。

②日本人ばかりと過ごすとダメ!

やはり文化が一緒である日本人同士、一緒にいると落ち着きます。

でも、日本人と一緒にいるなら、日本にいるのと一緒。

私もできるだけ外国の友達を作って一緒に過ごしていたかったのでブラジルのことよく過ごしていました。でもその子は母国に帰国してしまい、意識していないと、日本人と過ごすことが多くなってしまいましたね。反省。

③語学学校は1ヵ月で良し

語学学校って、初めの1ヵ月だけで良いと思います。語学学校に何ヵ月も通っても、ワーホリ=語学留学みたいになってしまい、醍醐味である現地で働くということにフォーカスできません。特にエージェントを介すと、何ヵ月も語学学校を契約することになると思いますが、途中で辞めると違約金が発生します。海外でいきなり一人になるのはやっぱり怖くもあり不安なので、語学学校をとりあえず1ヵ月だけ決めて、ホームステイ先なども決めておくのはいいでしょう。その後、語学学校を延長したくなったら、現地で手続きをしたらいいだけです。

私は前半を語学学校でダラダラ過ごしてしまって、後悔しました。語学学校に毎日通うくらいなら、毎日、現地のいろんな店に行ってネイティブと話す方が経済的だったなと思いますし、実際に語学学校の先生もそう言っていましたね。

ワーホリ後の現在はどうしているか

ワーホリ後は、日本に帰り、旅行会社に就職。英語が少しでも使うことができるかなと思いました。

しかしここがまた大変な会社で…理由は割愛しますが、1年もたたず辞めてしまいました。

辞める前に、良い人と巡り合い結婚し、今は子育てをしています。

育児で忙しいというのもありますが、語学力は落としたくないので、合間に英語でドラマを見たり映画を見たりは続けていますね。ただ、日常で英語は全然話しませんね。。残念ながら。

でも実際は、ワーホリ後もそのまま海外で過ごしたかったんですよね。

ただ、家庭の事情で帰らざるを得ませんでした。それは辛かったですが、海外で1年間も過ごせたことは幸せなことでした。

ワーホリをする前に考えておくべきこと3つ

私が実際にワーホリをしてみて、もっとよく考えておくべきだったことをまとめました。

①生活費の計画

生活費の計画はしっかり立てておかないと、貯金がどんどん底を尽きる…なんていう不安に襲われます。現地ですぐに仕事が見つかるわけではないので、収入は0円と考えておいたほうがいいです。

現地での生活費は、語学学校の費用を除けば大体このような感じでした。

1ヵ月の生活費
・シェアハウス 約500ドル

・交通費 約100ドル
・食費 約300ドル
・交際費 約100ドル
・その他 約100ドル

合計 約1100ドル(日本円で12万円くらい)

結構節約しても、このくらいかかっていましたね。

1年生活すると考えて、これの12か月分は用意しておかないと結構精神的に参ってしまいます。

20代も後半なのに、親に頼るのは嫌だったので、頑張って働いたりして工面しましたね。

②目標・目的をしっかりと考える

目標や目的をしっかり考えること。これが一番大事です。

・語学力を上げたいのか?
・ただ遊んでばかりいたいのか?
・現地で働くという経験がどれだけ欲しいのか?

現地に着くと、こういう現実的なことを、日々突き付けられます。

ただ語学力を上げたいだけなら、日本で勉強すれば身に付きますし、もういい年なのに遊んで過ごしていたい、も違いますよね。でも実際には、遊んでばかりの人は多かったです。

現地で働きたいという気持ちがどれだけ強いのか、それも大事です。ジャパレスで100%日本語環境のところで働いて、日本人ばかりと過ごす、という人は本当に多いです。ただそれだと、日本にいるのと全然変わらないですよね。

現地に着いてから行動を具体的にイメージすること、これはとても大事です。

③帰国後の就職

ワーホリに行く人は、仕事を辞めて海外に行くという人がほとんどです。海外(ヨーロッパ)の友達に、「ホリデー制度」というもので来ている子がいて、羨ましかったですね。日本の会社だと、1年仕事を休むことなんてほぼできないと思います。

なので、帰国後の就職については、渡航前にしっかり考えておくべき。なんなら、会社に声をかけておいてもいいくらい。そのくらいしないと、帰国後の就職って難しいですよ。なぜなら、ワーホリに行っていると面接で言うと、遊んでいたと思われるので。

ワーホリに行く前の元の仕事に就くというのは簡単ですが、せっかくなら英語を活かした仕事に就きたいですよね。そういう気持ちがあり目的にするなら、行動も変わってきます。目標や目的をしっかり決める大切さはそこにあります

まとめ:後悔しないワーホリライフを!

実際にワーホリに行ってみて、後悔していることも赤裸々に書いてみました。

ただ、ワーホリに行かなかったら、今頃「海外で過ごしたかった」という気持ちでまだうずうずしていたと思います。

やってみる後悔とやってみない後悔とは違いますね。

でも、これを読んだ人には、後悔はできるだけしてほしくないと切に思います。

この記事が、ワーホリの参考になれば幸いです。

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