・短期語学留学の手続き方法
・実際手続きをしてみた体験談
・留学を成功させるための心得
短期で語学留学をする場合、エージェント会社に依頼する場合が多いと思いますが、その手数料は、高額である場合もあります。
実は、自分で手続きができますよ!自分でやれば、もちろん手数料などありません。
その浮いたお金で、現地での旅行費用などに充てることもできます。なので、時間や手間が多少かかっても、自分で手続きをすることがオススメ。
私はニュージーランドに1ヵ月間、語学留学しました。すべての手続きを実際に自分がやってみましたが、具体的な手続きの方法を経験談を交えてご紹介します。
語学留学の手続き9つ!
語学留学をしたい!国は決まったけど、何から手を付けていいかわからない…。と言う方に、手続きの順番をご紹介します。
①ビザの申請
ビザは、スチューデントビザやビジタービザなど、国によって様々です。語学留学において、パスポートの次に大事なものがビザ。各国の領事館などのHPから、手続きには余裕を持って取り組みましょう。
現在は受け入れていない国もありますので、ビザについては詳しく確認することが必要です。
②語学学校の手配(3~4か月前)
語学学校をリサーチします。地名+語学留学で検索すれば、日本語サイトでもかなりヒットしますので、参考にしてみてください。
・学校の規模→規模が小さいor大きいほうがいいのか?
・日本人の割合→日本人の割合が小さいほうが勉強になります
・日本語の対応があるか?→語学に不安がある場合に相談できる人がいるかは大切です
・語学学校の口コミ→あまりに悪いなら違う学校にしたほうが◎
意外にチェックされないのは、「日本人の割合」だと思います。
せっかく結構なお金を使って留学するのであれば、「日本人と絶対に喋らない!」くらいの意識をもって留学に取り組むべき。もし語学学校の公式HPなどに記載がなければ、問い合わせてみても良いでしょう。
③ホームステイ先の手配
1~3ヵ月などの短期留学の場合は、シェアハウスなどを契約するよりもホームステイで良いと思います。なぜなら、家探しは結構時間がかかります。空いている部屋がないか調べ、内覧、審査などを入れると1ヵ月くらいかかることも…。
ホームステイをしたことがない人もいると思いますが、実際に家族とコミュニケーションを取ることで文化を知ることができ、また、語学力UPにもつながるので良いですよ。
ホームステイ先の手配は、語学学校に頼むと良いです。語学学校のほうが手続きに詳しいので、語学学校を決めたら、申し込むときにホームステイも一緒にお願いすると良いです。
④航空券手配(2~3ヵ月前)
航空券は、できるだけ安く手配しておきたいですよね。
しかし意気込んであまり早く手配しようとすると、格安券はほとんど出ていません。最安値で買うなら、2か月前がオススメ。
年末年始や、ホリデーシーズンはもちろん高くなっているので、できるだけ避けてくださいね。
私は実際に早く買いすぎて、後から見たらそっちのほうが安かった…と言う経験もありますので、そこは気を付けてくださいね。
⑤海外旅行保険手配
海外旅行保険は、クレジットカードを持っていれば、クレジットカードに保険が付いている場合もありますので、先にチェックしておいた方がよいです。
海外旅行保険は重要です。現地で何かあった場合、離れた家族よりも一番に助けてくれるのは保険です。海外では救急車を呼ぶにもお金がかかります。ここはケチらず、入っておくようにしておきましょう。
⑥荷物が多いのであれば船便の手配
季節の変わり目などで夏・冬服の両方がいる場合、船便で送っておきましょう。
私は飛行機で動くときにできるだけ荷物は少なくしたかったですし、荷物が多いタイプでもあるので、船便で送っておきました。
船便は早くても1ヵ月ほどはかかるので、こちらも余裕を持って送っておきましょう。
⑦現地の現金の準備
現地に着いてみて、現金がないのは結構辛いです。日本でもそうですが、クレジットカードが使えないというところも結構あります。
通貨の交換には少し手数料はかかりますが、日本円で数万円程度は、現地の通貨に交換しておくとよいです。
⑧クレジットカードの準備
クレジットカードを一枚持っておくと便利です。短期留学の場合、現地であまり大きい買い物はしないとは思いますが、先ほどと逆に、現金が使えないというお店もあります。
クレジットカードの発行には1ヵ月ほどかかるので、余裕を持って手続きしておきましょう。
⑨歯医者や病院に行っておく
意外と盲点かも知れませんが、海外の歯医者ってめちゃくちゃ高いです。海外旅行保険が利かない場合が多いので、虫歯の前兆のような痛い歯があったりしたら、迷わず行っておいて、歯は万全の状態にしておきましょう。
他にも、何か不調がある場合は、病院に必ず受診をしておきましょう。
短期語学留学の準備にはどのくらいの期間がかかる?
私が実際に語学留学の準備にかけた時間は、4か月でした。4か月あれば、だいたいの手続きは全部できると思います。
社会人になる前の最後の春休みに、1ヵ月間ニュージーランドに語学留学。卒業式に間に合うように帰国できるよう手配しました。
当時はビザは必要なかったので、一番時間をかけたのは語学学校選びでしたね。せっかくお金をかけるなら、日本人が少ない、真面目な語学学校にしたかったのです。今はなくなってしまった語学学校ですが、アットホームで雰囲気が良く、とても充実した日々を過ごすことができました。
航空券は日々チェックしていました。相場も調べて、それより安くなったタイミングで購入。航空券と語学学校の手続きが済んだら、ホッとしましたね。
語学留学の手配を自分でやってみた感想
手続きを自分でやる前は、「もし自分できなければエージェントに頼もう」というくらいだったので、そんなに意気込まず手続きをしました。
しかし、終わってみたら、「めっちゃ簡単。自分でできるじゃん」と思いましたね。
もちろん語学学校に問い合わせたりするときは英語なので、語学力があまりなければ難しいかもしれませんが、それも勉強です。google翻訳などを使いながら、なんとか伝えましょう。
【注意点】手続きの際に私が気を付けたこと
語学留学の手配は、特に初めてただとどこに気を付けていいのかわかりませんよね。
・不安なことを不安なままにしておかない
・資料をすべてコピーする
不安なことがあれば、その都度、納得するまで調べること。例えば、ホームステイ先にはインターネット環境はあるのか?ということがあれば、語学学校なり、ホームステイ先に直接問い合わせました。特に初めて行く国であれば、現地に着けばやはり一人だと不安です。「なんとかなる」ということももちろんありますが、できるだけ自分で調べたりしておくことが大事です。
次に、とにかく調べた資料やメールはすべてコピーしておくこと。自分で後から見直す場合もそうですし、家族が確認するときにも大事です。1冊のファイルを買って、印刷したすべての書類を母親に渡しておきました。
いくらネットで一生懸命調べても、その時だけの知識だけだと不安です。後からいつでも見直せるように、語学学校や航空券・ビザなどの資料はすべてコピーしておきましょう。
留学を成功させるには
せっかく大金を払って海外で生活してみようと決めたのであれば、「留学を絶対成功させてやる!」という気持ちが大事です。
現地に着けば、できるだけ日本語は話さない。日本人とはあまりつるまない。
これができる日本人って、意外に少ないんです。日本人とばかり過ごすのであれば、日本にいるのと一緒ですよね。
短期間でも、英語をしっかり勉強して語学力を身に着ける!と言う気持ちは大事です。
手続きを自分で頑張った方は、中途半端に終わらせたくない、という気持ちは少なからず出てきますが、成功させるということを心がけてくださいね。
まとめ
留学したときの手続きをまとめました。
手続きは難しいと思われがちですが、そんなに難しくはないですよ。
自分で頑張って手続きしたということは、とても良い経験になります。
今後語学留学を考えている方の参考になれば幸いです。
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