旧帝大・国公立大・関関同立以上の大学を卒業した人は、高学歴と言われていますが、「高学歴」というと誰しも憧れの存在であるのは確かです。
だって、「頭が良くてスマート」、「なんでもできそう」、「勝ち組」なんてイメージがありますよね。
私は実は高学歴と分類される女性なのですが、実際に高学歴になって社会に出て思ったのは、「そんなにメリットってないような…」ということ。
一体、どのようなことがデメリットとして感じているのかをご紹介したいと思います。
就職でのデメリット
高学歴だと、就職活動ではどこにでも受かると思いませんか?
実は、私は高学歴でも、就職面接で何度も落ちています。。せっかくいい大学を卒業しているのになんで!?という家族や友人の目。正直痛いですね~。。
一般職に受からない
私が受けたその就職面接は、一般職のお仕事でした。
地元に帰りたいという気持ちで受けた会社です。あまり大きい会社がないので、一般職で頑張ろうと決めて受けました。
開口一番というくらいに、履歴書を見て「なんで総合職じゃないの?一般職でいいの?」と面接官の人に言われてしまう始末。
色々と学生時代に頑張ってきたこともあり、それを面接で話すと、雰囲気で出ていたのかもしれません、「キャリア志向」というものが。
一般職だと、基本的には事務作業が多く、指示された仕事をこなすという仕事が多いので(そうとは限りませんが)キャリア志向は不要ですよね。
「やはりそれでは総合職でいいのでは?」ということも聞かれましたが、私はやはり一般職希望。結局、面接には落ちてしまいました。
高学歴なのに一般職の仕事を希望したから落ちたとは限らず、別の不採用理由がもちろんあると思いますが、エージェントの話からもやはりそこなのではないかという結論でした。
日本では性別・学歴などを問わず就職面接を受けられる会社も徐々に出てきているそうですが、私は羨ましいですね。
仕事でのデメリット
高学歴だと、実は仕事でのデメリットもあるんです。これが私は一番辛いですね。
何かと難しいことを要求される
ようやく受かった仕事はやっぱり嬉しいもの。
でも、同期(高学歴ではない)と扱いが違うような?仕事内容がモリモリ多いし残業も当然発生。同期は早く帰るのに、私は時には夜中までかかって仕事。同期と話をしてみると、仕事のボリュームが全然違いました。
「最初から期待されている」というのは嬉しいですが、あまり期待されるとかえってしんどかったです。
しかも転勤が前提の仕事内容でした。高学歴というだけで仕事内容も多いし、すぐに遠くへの転勤もあるなど扱いが違うのは正直辛かったですね。
とっつきにくいと思われてしまう
「〇〇さんは高学歴だから話しかけにくかった」「高学歴だから何を話したらいいかわからなかった」なんて、同僚に言われてしまうとやっぱり悲しいし辛いです。
「せっかく勉強を頑張ってきたのにちょっと白い目で見られている?」とまで思いましたね。
そういうことを考えず接してくれる人とは、やはり仲良くなりました。
高学歴ばかりの人たちの職場ならそうではないと思いますが、少し偏見のような目で見られるのは確かです。。
恋愛でのデメリット
恋愛でも、悲しいかな、高学歴だと恋愛ではデメリットがあります。特に女性の場合です。
学歴を伝えると相手が若干引いてしまう
学歴を聞かれて、正直に大学名を言うと引かれてしまったことが度々あります!
「え、やばくない!?」なんて言われてしまうともう、「言わなきゃ良かった」なんて思ってしまいますね。
それも一度や二度じゃないので、きっと高学歴の女子のみなさんはわかってくれるのではないでしょうか。。
相手が自分より低学歴だと周りの目が気になる
高学歴と言って引かれてしまっても、交際が始まったり、はたまた結婚したりすればとてもおめでたいですよね。
でも、友人に紹介されて親交が深まると、自然と学歴の話に。
特に「高学歴女子×not高学歴男子」の組み合わせは、男性側は気にするようですね。
男性のほうを低学歴でもフォローされたりなんかすると、逆に女性の方も気にしちゃいますよね。
でもそんなことが気にならないくらい仲良くなっちゃえば問題ないんですよね。
学歴が低いより高いほうがコンプレックスは深刻!?
学歴が低いというコンプレックスをよりも、高学歴のコンプレックスの方が深刻のような気がします。
学歴が低くても、その後勉強して、例えば英語を流ちょうに話せるようになったり、資格を取ったりすれば仕事に生かすことができますよね。
高学歴だと、学歴を下げることはできません。当たり前ですが。ウソを書くなんてありえないですよね。一般職に落ちた時に、高卒と書けばよかったのかななんて頭をよぎりましたが、それは決してダメです。
高学歴で一番辛いのは、「とっつきにくい」と思われること。だからと言って、学歴を下げることはできないし、その悩みはやっぱりなくならないですね。
まとめ
今回は私自身の経験談から、高学歴であることのデメリットについてまとめました。
意外と高学歴であることも、辛いことがあります。
少しでも共感されたり、参考になれば幸いです。