お菓子作りをしようと思って、小麦粉やお砂糖、チョコレートを用意したけど、ココアパウダーがない!!
ココアパウダーはそこまで日持ちもしないし、切らしてしまうことはよくありますよね。
チョコレートのお菓子を作るときによく使うココアパウダーですが、何か他のもので代用できるでしょうか?
ココアパウダーというと、ミルクココアもありますよね。その違いについてもまとめています。
純ココアとココアパウダーの代用ができるものは?
純ココアとココアパウダーの代用としては、作るお菓子にもよりますが、調整ミルクココアで代用できる場合があります。(調整ミルクココアとココアパウダーの違いは次の項で説明してます)
調整ミルクココアと言うと、家に常備されている家庭も多いかもしれません。
下記に、代用する場合の配合をご紹介します。
クッキーなどは砂糖を減らせば調整ミルクココアで代用できる
ミルクココアは、砂糖がたくさん入っています。
なので、お菓子作りに調整ミルクココアを使うときは砂糖を減らせば代用できます。
・ココアパウダー 10g
・砂糖 30g
の場合は、
・砂糖 10g
に調整します。
レシピのココアの分量を3倍にします。そして、その分、砂糖の分量を減らします。
この時注意するのは、調整ミルクココアと砂糖の総量は、レシピにあるココアパウダーと砂糖の総量と同じにすること。このレシピの場合は、合計で40gになっているので、それと同じにします。粉が多くなったりすると粉っぽくなったりするので、注意です。
ココアの風味を出しつつ、砂糖を減らしているので甘くなり過ぎません。ココア特有のの少し苦い感じがないので、子供はこちらのほうが食べやすいかも知れません。
味や見た目も、ちゃんとココアの色になりますよ。
ガトーショコラや生チョコのお菓子は?
ガトーショコラや生チョコなど、ココアの風味を出すお菓子の場合は、上記の調整ミルクココアの代用レシピでは少し物足りない感じになってしまいます。
私も実際にミルクココアでガトーショコラを作ったことがあるのですが、確かに風味はあまりなかったですね。。
やはり、ココアパウダーを買ってきて作ったほうが、失敗は少ないと思います。
しかし、家にあるもので作ってみるのはアリです!それでうまくいったらいいですし、もしもっとうまく作りたいと思ったら、次はちゃんとココアパウダーを用意して作ってみればよいのではないでしょうか。
生チョコにまぶすココアパウダーの代わりは?
生チョコを作って、チョコや生クリームを買ってきたけど、上にまぶすココアパウダーを買い忘れていた!という場合は、下記のもので代用できます。
きな粉
きな粉は黄色なので、チョコレートの生チョコにまぶすと少し目立ちますが、美味しく仕上がりますよ。
ホワイトチョコの生チョコには、きな粉を仕上げにかけることが多いようですね。色味が合っていて美味しそうですよね。
粉砂糖
粉砂糖は、生チョコにかけると雪のようでとても綺麗になりますし、オシャレですよね。
生チョコもぐっと高級感が出ます!
抹茶
生チョコに抹茶をかけると和風になり見た目も綺麗です。
大人な感じになるので、抹茶も良いですよ。
ココアパウダー=純ココア、同じ物!
お菓子のレシピにはココアパウダーと書いていたりしますが、純ココアと書いていたり、違いがあるのでしょうか?
結論的に言うと、ココアパウダーと純ココアは同じものです。
なぜココアパウダーが純ココアといわれるのかと言うと、純ココアは、森永製菓から出ている純ココアが有名だからという理由のようですね。
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確かに、このパッケージは良く見ますよね。ココアパウダーと純ココアの違いは、呼び方の違いだけのようです。
ココアパウダーと「ミルクパウダー」の違いは?
次に、よく間違いがちなのが「ココアパウダー」と「ミルクパウダー」の違い。
名前が似ているのですが、入っている成分などに違いがあり、用途も違います。
それぞれ、特徴をまとめました。
・ココアパウダー(純ココア)とは?成分は?
ココアパウダーとは、カカオマスという、カカオ豆からできたものから油分を減らしパウダー状にしたもの。
ココアパウダーの成分は、
のみです。
カロリーは20gあたり18kcal。
100%ココアのみでできていて、ピュアココアとも言いますね。
・調整ミルクココア(調整ココア)とは?成分は?
一方、調整ココアの成分は、
・ココアパウダー
・ぶどう糖
・脱脂粉乳
・乳糖
・クリーミングパウダー
などが入っています。よく牛乳と混ぜて飲んだりしますよね。
カロリーは20gあたり77kcal。
ココアパウダーと比べると砂糖が入っているので、カロリーも高めになっていますね。
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ココアの栄養価は?
ココアは、とても栄養価が高く、以下の栄養素をたっぷりと含んでいます。
・脂質
・カルシウム
・カリウム
・鉄
・ビタミンB2、B6、B12
・食物繊維 など
純ココアは、ココア以外の砂糖などの成分が入っていないため、ミルクココアよりも栄養価は高いと言えます。
まとめ
私はお菓子作りが好きでチョコレートのお菓子を作りますが、ココアパウダーはよく切らしてしまっています。。
ココアパウダーはあまり使わないですし、賞味期限が長いようでそんなに長くないので、常備するのも難しいですよね。
ミルクココアは子供が好きなので、家には常に置いています。お菓子作りにもミルクココアで代用しつつ、もし微妙だったら、次はココアパウダーを購入して作るなどしています。
もしこの記事が参考になれば幸いです。